CBDオイルやヘンプオイルはパッケージや表記が似ていたりして、その違いがわからない人もいるかもしれません。
ヘンプオイルとCBDオイルは全く違います。
この記事では間違って購入しないために、CBDオイルとヘンプオイルの違いについて解説します。
ヘンプオイル(ヘンプシードオイル)

ヘンプとは産業用の大麻のことです。
ヘンプと大麻は明確に区分され、麻薬成分とされるTHCが0.3%以下の麻をヘンプ、0.3%以上の麻を大麻と呼びます。(この基準は国によって異なります)
ヘンプオイルとは、そのヘンプの種子(ヘンプシード)から抽出されるオイルです。
ヘンプシードは日本では主に食用として、七味唐辛子の中に含まれたりしています。
ヘンプシードオイルの特徴は必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が1:3と理想的なバランスで含まれていることです。
さらにミネラルも豊富で特に以下の成分が豊富に含まれています。
- 鉄
- 銅
- 亜鉛
- マグネシウム
ヘンプオイルはオリーブオイルなどと同じように料理に使われるのが一般的です。
CBDオイル

CBDオイルは、大麻またはヘンプからCBD(カンナビジオール)などのカンナビノイドを抽出し、オリーブオイルなどの他のオイルとブレンドした製品です。
CBDオイルは製品によって抽出方法や製造方法が異なり、ブレンドするオイルも製品によって異なります。
CBDは、茎や葉、花穂などから抽出することができます。
ただ日本の法律では葉や花穂、その製品の所持は法律で禁止されているため、主に茎から抽出した製品のみが流通しています。
CBDオイルはヘンプオイルと使用方法が異なります。
CBDオイルには基本的にスポイトがついており、それを舌下に数滴垂らして利用します(舌下投与)。
CBDには、睡眠の改善やリラックス、痛みの軽減などの効果があると言われています。
ヘンプオイルとCBDオイルの違い
ヘンプオイルにはCBDの含有量などの表記がありません。(3,000mgなど、それっぽい表記があってもCBDとは書かれていません)
仮にヘンプオイルにCBDが含まれていたとしても、CBDの含有量が少なすぎてCBDオイルのような効果を得られることはないと思います。
CBDオイルは抽出したCBDや他のカンナビノイドを他のオイルとブレンドした製品なので、CBDの含有量をハッキリ表記しています。
まとめると
- ヘンプオイルはオリーブオイルやMCTオイルと同じように食用の油。
- CBDオイルはストレス緩和や睡眠の改善のためのサプリのようなオイル。
このような認識で間違いないかと思います。
購入する際の注意
CBDとヘンプオイルを見分けるのは簡単で、CBDの含有量を確認することです。
CBDオイルなら必ず成分表記にCBDの含有量が記載されています。
AmazonではCBD製品は基本的に出品できない決まりになっているので、Amazonでの購入は控えた方がいいと思います。
Amazonでも7000mgと表記されているヘンプオイルを見かけますが、あれはCBDオイルではありません。
基本的にはネットで購入する場合、楽天もしくは専門店で買うしかないです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
CBDオイルとヘンプオイルはパッケージが似ていたりして、紛らわしかったりするので購入の際はちゃんとCBDの含有量を確認しましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。