人間の体には大麻成分を受容するためのカンナビノイド受容体が存在します
しかしカンナビノイド受容体は大麻のために存在しているわけではありません。
運動や食べ物によってもカンナビノイド受容体は活性化されることがわかっています。
カンナビノイド受容体を活性化する代表的な食べ物はダークチョコレートなどのカカオを豊富に含む食べ物です。
この記事ではチョコレートがどのように作用するのか、そして実際にあった裁判についても紹介します。
チョコレートの効果

チョコレートを食べたり、運動すると体内のアナンダミドが増えると言われています。
アナンダミドはカンナビノイド受容体を活性化させ、幸福感を生み出す脳内麻薬の一種だと言われています。
さらにカカオにはN-オレオイルエタノールアミンという成分が含まれています。
このN-オレオイルエタノールアミンという成分は体内のアナンダミドを分解する酵素(FAAH)の働きを阻害し、体内のアナンダミドを増加させる働きがあると言われています。
つまりチョコレートを摂取すると普通だったらすぐに分解されてしまうアナンダミドの分解を遅らせるので、結果として体内のアナンダミドが増えるということです。
このアナンダミドの分解を遅らせる効果はCBDにもあると言われています。
CBDとカカオの効果を併せ持つCBDチョコレートなどはアナンダミドの分解を遅らせ、効果の持続時間を伸ばす最高の食べ物だと言えると思います。
*アナンダミドは運動によっても増加することが知られています。
実際にあった裁判

大麻使用の容疑で逮捕された被告人の弁護士の弁護理由にチョコレートが利用されたことがありました。
弁護士は容疑者が大量のチョコレートを食べたために大麻の陽性反応が出たと主張していましたが、結局チョコレートと大麻の関係性を立証できず被告人は有罪判決を受けました。(リンク)
チョコレートやココアの健康効果

チョコレートやココアにはさまざまな健康効果があると言われています。
よく言われているのがアンチエイジング効果です。
アンチエイジング効果については科学的な論文もたくさん出ています。
例えばチョコレートには心疾患のリスクを下げる効果があったり(リンク)、血糖値やインスリンの抵抗性の改善(リンク)などの効果もあるみたいです。
アンチエイジング効果は昔から言われていて、人類史上最も長生きしたと言われているジャンヌ・カルマン(122才)は1週間に1kgのチョコレートを食べていたとか。(ただジャンヌ・カルマンは別人だったんじゃないかという疑惑もあります)
さらにチョコレートには認知機能や記憶力なども改善する効果やメンタルにも効果があるなんて言われてたりします。
オススメのチョコレートやココア
普通のチョコレートよりもダークチョコレートの方がカカオ成分を多く含んでいるのでオススメです。
具体的にはカカオ70%以上の物を選べば大丈夫かと。
世の中に出回っているCBDチョコレートはダークチョコレートの物が多いと思います。
さらにココアもカカオを原料としているのでオススメです。
できればカカオ成分を多く含む純ココアの方が効果を期待できます。
ココアなどにCBDオイル垂らす場合、匂いや苦味がほとんどないGreeusのCBDオイルがオススメです。
基本的にはPharma HempのCBDオイルをオススメしているんですが、Pharma HempのCBDオイルは苦いので。
まとめ
自分は以前CBDチョコを食べたことがあるんですが、その時は全くといっていいほど効果を感じませんでした。
単純にその製品が自分にあってなかったのかもしれないですが、機会があればまた試してみたいなぁと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。