CBD製品は決して安くはありません。
少しでも価格を抑えるために個人輸入を考えている方もいるかもしれません。
ただCBD製品の個人輸入は決してオススメしません。
この記事では個人輸入をオススメしない理由やリスクにについてお伝えします。
手続きが多い

CBD製品の輸入には厚生労働省にメールで書類を提出する必要があります。
輸入に必要な書類は以下の通りです。
- 茎又は種子から抽出・製造されたことを示す証明書
- 成分分析書
- 生産している過程の写真
厚生労働省はこれらの書類に基づいて、それが大麻に該当するか否かを判断します。
輸入しようとしている製品が大麻に該当しないという回答が得られたら輸入することが可能になります。
厚生労働省のサイトはこちら
リスクがある

仮に書類で輸入の許可が降りても、税関の検査でTHCが検出された場合、大麻取締法に引っかかる可能性があります。
その場合、その製品は没収されます。
また大麻取締法では大麻を海外へ輸出することも禁止しているため、返品も不可能です。
実際に検出された例
アメリカの大手CBDメーカー「Elixinol(エリクシノール )」のCBDオイルから微量のTHCが検出された事件がありました。(リンク)
この時は対象のCBDオイルを回収する騒ぎになり、エリクシノールの販売も停止することになりました。(現在は再び販売を再開しています。)
さらに日本のCBD製品の専門会社である「こころ」が輸入したCBDオイルからも微量のTHCが検出され、この時も回収する騒ぎになりました。(リンク)
しかしエリクシノール社もこころ社も違法な手続きで輸入したわけではなく正式な手続きを経て製品を輸入しています。
フルスペクラム製品の場合、THCを全くの0にするのは不可能です。
こういった問題を解決するために国はTHCの上限などの基準を設ける必要があると個人的には思っています。
2014年まではヘンプと同じ基準であるTHCが0.3%未満までは厚労省が許可を出していましたが、その後THC含有量の高い液状大麻が海外から輸入された事件を機にTHCが少しでも含有されている商品は没収されるようになりました。
まとめ
手間やリスクを考えると正規販売店で購入した方が絶対いいです。
確かにCBD製品は高いですが、CBDMANiAさんやVapeManiaさん、Pharma Hempの国内正規代理店であるCBD LABさんなんかでは安く購入できる方法もあるし、よく調べればGreeusなどのかなりお得なCBDオイルも存在します。
個人輸入するより正規販売店を利用して安く買った方が安全です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。